アプリを収益化するパワーはダントツ。意外と知らないFacebookアドネットワーク「Audience Network」の実力と、SSP「アドジェネ」をつかうメリット

2016年11月24日 |
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今回はSSP「Ad Generation(アドジェネ)」を運営する、Supershipさんにお話を伺いました。Facebookのアドネットワークをつかった、アプリの広告収益データなど。

※本記事はSupership株式会社より、依頼を受けて執筆したPR記事です。

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※Supership株式会社(左から)青山佳那子さん、柴田秀和さん、池田寛さん、文屋賢大さん

(Supershipは「スケールアウト・nanapi・ビットセラー」が合併したKDDIグループの会社)

アドジェネについて

「アドジェネ」について教えてください。

池田:
アプリの広告収益を、最大化するSSPサービスです。1つのタグを入れるだけで、30社以上のアドネットワーク/DSPから、最適な広告を配信することが出来ます。

いま導入企業数でいうと2,000社くらいですね。アプリストアのトップ100を眺めていても、広告モデルのアプリの半分くらいは、「アドジェネ」を導入いただいています。

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SSPってたくさんあると思うのですが、「アドジェネの特徴」は何でしょうか?

池田:
アプリデベロッパーさんから、とくに好評なのは「自由につかえる」という点です。基本的に「縛り」を入れてないので、アドネットワークとの直契約も自由にできます。

なので、特別単価を出してくれているアドネットワークとは、直の契約にしてしまって、残りは「アドジェネ」をつかって収益化する、という使い方をしている会社さんが多くて。

そうすれば、自社で高性能なメディエーションツールをつくる必要もないんです。直契約しているアドネットワークについては、もちろんアドジェネの手数料も発生しませんし。

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Facebookのアドネットワーク(Audience Network)をつかったマネタイズ

気になる「アドジェネのマネタイズ面」について教えていただけますか。

池田:
最近の熱いトピックスとしては、Facebookと提携して、Facebookのアドネットワーク(Audience Network)が、アドジェネ経由で流せるようになったことです。

これのすごいところは、Facebookのユーザーデータをつかって、その人にとって最適な広告を流すことが出来る点です。それをアプリの「広告マネタイズ」に使うことが出来る。

そして、このAudience Networkの収益性が「ウソでしょ?」と言うくらい良い数値がでていまして。データ(CPM)でいうと、アドネットワークの5~10倍以上でることもあります。

「アドジェネ」との提携は、昨年スタートしたばかりですが、ジモティー、グノシー、Zaimさんなどで、「アドジェネ+Audience Network」の組み合わせを導入いただいています。

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Facebookのアドネットワークの「収益性が高い理由」って何なのでしょうか?

池田:
Facebookって、一言でいうと「ユーザーが欲しい広告が何か?」をわかっているんですよね。なぜなら、Facebookはユーザーのデータを持っているから。

例えば、リアルな話で申し訳ないんですけど、僕はFacebookで「まだ間に合う薄毛対策」みたいなページに対して、すごい「いいね」しているんです。

だから、僕のFacebookのタイムラインって、「薄毛系の広告」が死ぬほど出てくる。つまり、Facebookに「薄毛対策に興味がある」ってことがバレているわけです。笑

当然、気になるから広告もクリックします。そういう「ユーザーの需要」と「広告の供給」がうまくマッチする仕組みになっていて。だからこそ収益性も高く出ている。

青山:
私も「あ、ターゲティングされてるな」と感じること多いですね。「大学名」で人材系の広告が出てきたり、「未婚/既婚」を見て出会い系の広告が出てきたりとか。

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Audience Networkの収益性について、具体的な「データ」で公開できるものはありますか?

池田:
こちらは、アドジェネでAudience Networkを配信している枠の、7月の売上比率のデータです。

全体の表示比率(imp)でみると、Audience Networkは、たった12%の表示比率しかないのですが、収益で見ると50%を占めているんです。

つまり、一言でいうと「Audience Networkの収益性(CPM)がダントツに良い」ということなんですね。

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※アドジェネで「Audience Network」を配信している広告枠の売上データ。配信比率(imp)は12%しかないが、売上で見ると50%を占めている。

Audience Networkの「広告枠(サイズ・形式など)」には、どんなものがあるんですか?

柴田:
広告枠は「ネイティブ広告」が主流なので、パーツを組み合わせて好きなデザインをつくれます。その枠にたいして広告を流していきます。

ネイティブ広告って聞くと、「なんだか難しそうだな」とか「入れるスペースない」と思っちゃいますけど、なんでも好きにやって良いんです。

なので、普通に「レクタングル」や「インタースティシャル」など、従来サイズのバナー広告の代わりとしても使えます。もちろん、ゲームアプリでも問題ないです。

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なるほど。

池田:
事例でいうと「ジョルダン乗換案内」さんは、アドジェネのネイティブフォーマット枠を入れたことで、月の広告収益が1.36倍に上がったそうです。

これは新しく広告枠を入れて、アプリの収益性をアップさせたケースですが、デザインに合わせて、広告枠が設置しやすいのも、ネイティブの良いところですね。

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「こんなアプリジャンルと相性が良い」というのはあるのでしょうか。

文屋:
特定ジャンルというよりは、「Facebookをつかっているユーザーが多いアプリ」との親和性が高いと思います。

なぜなら、Audience Networkは基本的に「Facebookに登録しているユーザー」を対象に広告を流すためです。

なので例えば、ソーシャルログイン機能がついているアプリ、社会人がつかうようなアプリとかは、相性が良いはずです。

ちなみに、Facebookユーザーは国内で約2,600万人ですが、「Audience Network」で配信できる対象は、今後も拡張されていく見込みです。

というのも、現在「非Facebookユーザー」に対しても、最適な広告を表示させる、拡張ターゲティング機能を強化しているためです。

「Audience Network 」をつかう方法をまとめると?

池田:
ひとつはFacebookと直接契約をして配信する、そしてもうひとつはアドジェネ経由で配信する、です。

とにかく、この「Audience Network」が優秀なので、ぜひ試してみてほしいと考えています。それだけでアプリの収益性が、大きく改善される可能性があるので。

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最後にメッセージなどあればお願いします。

池田:
Audience Networkやアドジェネについて、もっと詳しく知りたい、話を聞いて検討してみたい、広告枠の相談をしたいなどあれば、ぜひ一度お問い合わせいただけたらと思います。

「とりあえず資料を見たい」という方には、アプリ/スマホサイトの広告収益を上げるポイントや、Audience Networkの事例を載せた「アドジェネ虎の巻」もお配りしています。

Ad Generation(アドジェネ)
http://www.scaleout.jp/ad-generation/
※お問い合わせはページ最下部の「お問い合わせはこちらへ」から。

取材協力:Supership株式会社
広告企画:アプリマーケティング研究所

編集後記

ちなみに、「Supership」の社名の由来を聞いてみたのですが、「Ship(シップ)」というのは、「船」よりも「精神」の意味合いが強いのだとか。(スポーツマンシップみたいな)

「Supership」=「すごいことやろうぜ・すごくなろうぜ」といった意味らしいです。

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アプリマーケティング研究所編集部 アプリのマーケティングメディアです。アプリの売上を伸ばす施策やデータが学べるマガジン「月刊アプリマーケティング」もスタートしました。最近の記事は新サイトにて更新しています。取材申請はコチラのページから。
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