10秒マンガでわかるマーケティング。「アプリを出す前に知っておきたい、アプリストア5つの特徴」

2015年03月02日 |
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AppStoreとGooglePlayの特徴をマンガでまとめてみました。※マンガはあくまでイメージを掴むためのものです。なお初心者向けに、解説も出来るだけ簡略にとどめています。

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1、AppStoreのランキングは「熱しやすく、冷めやすい」

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AppStore(iPhoneのアプリストア)のランキングを決める要素として大きいのは「直近のダウンロード数」です。つまり、瞬間的にダウンロード数が上がると、瞬間的にランキングも上がりやすい。

例えるなら「今日、テストの点数が良かった人が、チヤホヤされる」という世界であり、「過去のテストの点数がどうだったか?」は、あまり関係がないのです。

「Waaaaay!」というアプリでは、テレビ(ズームインサタデー)で紹介された瞬間に3万ダウンロード伸びて、AppStoreのトップ10くらいまで順位が急上昇したそうですが、このようなことがあり得ます。(過去記事

そして「中身が薄いアプリ」は、次の日にすぐにランキングが落ちてしまいます。「クソゲーをブースト※したけど、日帰り旅行のごとく、すぐランキングが急降下してしまった」(過去記事)という出来事もありました。

※ブースト=ダウンロードを短期的に増やして、ランキング上位を狙う手法。

2、GooglePlayのランキングは「熱しにくく、冷めにくい」

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GooglePlay(Androidのアプリストア)のランキング順位は、いろいろな要素で決まっています。例えるなら、テストの点数、部活の成績、クラスメイトの評価、委員会など、複合的に評価されるような感じ。

そして、どちらかというと、評価が蓄積されていくため、「良いアプリはずーっと評価されやすい」というイメージに近いと感じます。

そのため、AppStoreのランキングほど、即効性もありません。テレビで紹介されても、じわじわと1週間後にランキングが上がってきたりします。

3、AppStoreの検索エンジンは「単純」

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AppStoreの検索エンジンは「すごく単純」です。基本的にアドリブがきかなくて、キーワードが完全に一致しないと検索にひっかかりません。

なので「もんすと」と検索しても、本家「モンスト」が一番にでてこなかったりします。

Appleはメーカーですから、しょうがないですね(検索の会社を買収するなど、努力はしている)。そもそも、マイナー言語の日本語に対応するのも、大変なのだと思います。

4、GooglePlayの検索エンジンは「優秀」

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ふだん当たり前すぎて気づきにくいですが、GooglePlay(Google)の検索エンジンはすごく優秀です。ちゃんと「検索の意図」をキャッチして、アプリを表示してくれるのがスゴイです。

「もんすちょ」と検索しても本家「モンスト」がでてきますし、「お腹すいた時にやるゲーム」と検索すると、チロルチョコやポテトのゲームがでます。

うっかり「もう疲れたよ」と愚痴を検索してしまっても、アタマの疲れをとるパズルなどがでてきます。

5、GooglePlayには「新着アプリのランキング」がある。

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GooglePlayには「新着アプリ」に特化した、新着ランキングがあります。このランキングには「リリースから1ヶ月間」しか掲載されないので注意しましょう。

新着ランキングの300位前後をみると「ダウンロード数 1,000~5,000」のアプリが多いので、1ヶ月以内に「1,000ダウンロードのカベ」を超えないと、新着ランキングに入るのは難しいのかもしれません。

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アプリマーケティング研究所編集部 アプリのマーケティングメディアです。アプリの売上を伸ばす施策やデータが学べるマガジン「月刊アプリマーケティング」もスタートしました。最近の記事は新サイトにて更新しています。取材申請はコチラのページから。
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