静止画広告より「5〜9倍も高い収益性」が出たアプリも。生データでわかる「動画インタースティシャル広告」のeCPMと、アドフリくんが語る7つのコツ。

2017年01月26日 |
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アプリ特化SSP「アドフリくん」運営のADFULLYさんに、「動画インタースティシャル広告」をつかいこなす7つのコツを聞きました。

※本記事は株式会社ADFULLYより、依頼を受けて執筆したPR記事です。


※株式会社ADFULLY 代表取締役 小室喬志さん

1、アプリの「すごく区切りがよいところ」に導入

「動画インタースティシャル広告」というのは、画面全体に「CM動画」が流れるようなタイプの広告のことです。

そのため「表示タイミング」に関しては、気を配らないといけないと考えています。あまり乱暴に入れてしまうと、ユーザーのストレスにつながってしまうためです。

ポイントは、アプリ内で「ユーザーの行動が終わったとき」など、人間の集中力が解放されるタイミングで表示すること。これだけは絶対に押さえておいてください。

2、生データで見る「動画インタースティシャル」の収益性

やはり、アプリデベロッパーのみなさんとしては、「動画インタースティシャルの収益性ってどれくらいなの?」というところも、気になっているのではと思います。

そこで「アドフリくん全体」での、収益性データを調べてみることにしました。

結果、12月の「動画インタースティシャル」の収益性は、eCPMで641円でした。また11月と12月で比較すると1.3倍に成長していました。

12月に関しては「時期的要因」もあるかと思いますが、これから中長期的でみても、大手企業の動画広告出稿が増える可能性を考えると、まだまだ収益性が伸びていくと考えられます。


※「動画インタースティシャル」は2016年11月から提供開始。

それから、「アドフリくん」を導入しているアプリでの、「静止画インタースティシャル」と「動画インタースティシャル」を比較した、収益性データも調べてみました。

アプリによっても幅はあるのですが、動画のほうが収益性が高くなるケースがほとんど。eCPMでいうと300〜1,500円におさまることが多いです。


※クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ 炎のカスカベランナー!!(iOS/Android


※You勇者 HIKAKINとSEIKINとRPG (iOS/Android


※酔わせてキャバ嬢 (iOS/Android


※ゆっくり育てていってね!(Android


※この星を消す…ッ!!(Android

中には、「静止画インタースティシャル」から、「動画インタースティシャル」へ変更したことで、eCPMが10倍になったり、売上が2~5倍まで向上したアプリもあるくらいです。

ここまで上手くいっているのは、SSPを入れることで「動画広告」の在庫切れをなくし、最適に広告表示できているから、という理由もあると思っています。

3、「インセンティブ」をつかい完全視聴率をあげる

おもしろい「動画インタースティシャル」の実装例として、完全視聴したユーザーには「インセンティブを付与する」という手法もあります。

「麻雀昇龍神」というアプリでは、動画広告を最後まで見てくれたユーザーには、「コイン」をプレゼントすることで、完全視聴率を70%まで上げることが出来たそうです。

さらに「広告スキップ」したユーザーには、ダイアログで「最後まで見るとコインがもらえるよ」と伝え、次回の視聴を促進するような工夫もされていました。

このアプリでは、もともと「動画リワード」も実装されていたのですが、うまく併用することで「完全視聴回数」を積み上げ、アプリ収益を伸ばすことができました。


※麻雀昇龍神(iOS/Android

4、「ユーザーのストレス」を減らす工夫

ユーザーのストレスを減らす工夫として、「動画インタースティシャル」を表示する前に、ワンクッションを入れるというのも、ひとつの良い方法だと考えています。

たとえば、「ポケットガールストーリー」というアプリでは、動画広告が再生される前に、キャラが登場して「これからCMです」と伝えることで、ワンクッションを入れています。


※ポケットガールストーリー(iOS/Android

ほかにも、「俺の校長3D」というアプリでは、まだ実装はされていないのですが、動画広告を再生するまえに「テロップ」をだすことで、ユーザーの印象をやわらげる工夫をされる予定です。


※実装イメージ動画 俺の校長3D(iOS/Android

こういったイメージで、動画広告がはじまる前に、ユーザーに「これからCM動画が流れますよ」と一言伝えるだけでも、印象が変わってきます。

5、「動画インパクト」へのリスクヘッジ

アプリに「動画インタースティシャル」を入れた結果、ユーザーからご意見がきてしまったら、「スキップまでの秒数」などを調整することも可能です。

具体的に「アドフリくん」としては、以下3つのステップでの、リスクヘッジ対応を行っています。

・デフォルト:動画は「5秒後にスキップ可」という設定
・リスクヘッジLevel1:動画は「0秒でスキップ可」という設定に変更
・リスクヘッジLevel2:動画をストップし「静止画インタースティシャル」へ変更


※「アドフリくん」を実装している場合は、いずれの設定にもメール連絡ですぐに変更可。

実際は、「デフォルト設定」で問題ないケースがほとんどなのですが、中には「不安だからレベル1からはじめたい」という方もいらっしゃいます。

また、もしどうしても心配な場合は、いま出している「静止画インタースティシャル」の表示を、2割だけ「動画インタースティシャル」に変えてみる、という感じで様子見してみるのもオススメです。

6、「脱出ゲーム」に広告実装するときのコツ

最近、ランキング上位にも増えてきている、「脱出ゲーム」の広告実装例についても、簡単に紹介したいと思います。

まず、定番になっているのが「ヒント広告」。これはゲームの「ヒント」と引き換えに、動画リワードを見てもらうような広告の入れ方です。

それから、意外と収益につながるのが「パネル広告」。これはゲーム内の「テレビ画面」などに、はめ込んでつかわれることが多いです。

「動画インタースティシャル」については、ひとつ脱出して次の章などに進むときに、「続きはCMのあとで」という風に入れると自然な印象になります。

7、「動画リワード」も併用してつかうとよい

最近は「動画リワード」をつかいこなして、収益化に大きく成功するアプリが、たくさん出てきています。

そのため「動画インタースティシャル」と、うまく併せて活用いただけると、より収益性をあげられる可能性が高まるはずです。

とくに「動画リワード」の実装方法として、すごく上手だと思ったのが、コンティニューと引き換えに、ゲーム終了後に、動画を見てもらうような入れ方です。

これなら「ユーザー体験」をジャマすることなく、動画広告を見てもらえます。今後このタイプの実装を採用するアプリも、増えてきそうだと感じています。


※ホワイトトリップ(iOS/Android

最後に

カジュアルゲームの収益性を、これから大きく跳ね上げていくには、以下の2つがポイントになると考えています。

ひとつは、課金と広告を標準実装した「ハイブリッドアプリ」をつくっていくこと。そのためには、課金と動画広告を両立させることが必要です。

もうひとつは、テレビCMに予算投下しているような、ナショナルクライアントが、当たり前にカジュアルゲームに出稿してくれるようになること。

どちらも遠くない未来に実現したいと思いますが、とくに後者については、どれだけ「動画広告」がアプリに普及するかがカギになってきます。

いまはまだ動画広告の黎明期なので、その実装はまさに「チャレンジ」です。ぜひ、みなさんと一緒に挑戦をしながら、カジュアルゲームの未来をつくっていきたいと思っています。

アプリ特化型のSSP「アドフリくん」
https://adfurikun.jp/adfurikun/

【前回の記事】eCPM1,000円超えも続々、「動画インタースティシャル」のつかい方と収益データ。
http://appmarketinglabo.net/adfurikun2016/

取材協力:株式会社ADFULLY
広告企画:アプリマーケティング研究所

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アプリマーケティング研究所編集部 アプリのマーケティングメディアです。有料マガジン「月刊アプリマーケティング」もスタートしました。【配信提携】LINEニュース【過去連載】週アスPLUS、マックピープル。アプリの取材申請はコチラのページから。
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