AppStoreでは、
キーワードを予測してサジェストしてくれる機能がありますよね。
これ、出てくるキーワードをクリックしても、
検索結果が出てこない場合が多いなあと感じています。
つまり、ユーザーによく検索されているけれども、
そのキーワードに対するアプリがない状態で、
マーケティング的にも、超もったいない気がします。
例えばこんな感じです、
“オタクカメラ“の場合、
オタクカメラ⇒ ○検索ヒット
おたくカメラ⇒ ×ヒットせず
おたくかめら⇒ ×ヒットせず
“パズル&ドラゴンズ“の場合、
パズル&ドラゴンズ⇒ ○検索ヒット
ぱずどら⇒ ○検索ヒット
パズドラ⇒ ○検索ヒット
ぱずる&どらごんず⇒ ×ヒットせず
“ブレイブフロンティア“の場合、
ブレイブフロンティア⇒ ○検索ヒット
ぶれいぶふろんてぃあ⇒ ×ヒットせず
“ドラゴンポーカー“の場合、
ドラゴンポーカー⇒ ○検索ヒット
どらごんぽーかー⇒ ×ヒットせず
クラッシュ・オブ・クラン⇒ ×ヒットせず
クラッシュ オブ クラン⇒ ×ヒットせず
クラッシュオブ⇒ ×ヒットせず
クラクラ⇒ ×ヒットせず
これって、itunesキーワードで設定すれば、
表記揺れなどはカバーできると思うのですが、
あまり皆さん設定しないものなんですかね?
・ひらがな検索はわざと捨てているのか
・そもそも、検索対策に目がいっていないか、優先順位的に後回し
・他のキーワードを設定していて、やむなく削っているのか
・itunesキーワードで表記揺れ設定をしても検索でうまくかからないのか
どれなんでしょうか。
例えば、仮にテレビとかで紹介された場合など、
ずーっとテレビにアプリ名が表示されるわけではないので、
ユーザーはうろ覚え状態で入力したり、
ひらがな、カタカナの表記を覚えていない状態で検索することも多いはずです。
そういう時に、
機械損失がけっこう発生するんじゃないかなと思います。
専門家の意見も調べてみた。
他の方の意見も少し調べてみたのですが、
AppStoreSEO改善ツール、
SearchManの柴田さん、
iTunesキーワード」は、コンマ込みで100文字という制限があります。
大事だと思う順に100字ギリギリまで埋めましょう。
よく見かける例が、この欄を十分に使い切っていない例で「勿体無い!」の一言です。
iTunesキーワードは非常に重要なので、ギリギリまで埋めましょう。
株式会社E-arthの藤田さん
アプリ名検索で表記揺れ、スペルミス多く、ヒットしないことも
AppStoreはiTunes keywordsに表記揺れ記述で順位改善
※iTunes keywordsは100文字まで。その一部はよく検索されるがヒットしない。
アプリ名表記揺れに使うと効果的。
株式会社イグニスの鈴木さん,銭錕さん
ユーザーがアプリを検索する際のキーワードやその表記(かな、漢字、カタカナ)にまでこだわるなど、
あくまで開発サイドではなくユーザーサイドに立ったアプリ開発を行っている。
といった感じで、
やっぱりやったほうが良さげです。
ひらがな、カタカナレベルの表記揺れ等で検索してくる人は、
名指しでほぼ100%自分のアプリをDLしてくれようとしている人だと思うので、
ここは案外見落としている方が多いのかなあと感じます。
Google PlayはGoogle検索で培った超優秀な検索システムが整っていますが、
App Storeの検索の精度は、現状ではかなり低いので、
こういったところにも気を使っていくといいでしょう。