戦略的に「プログラミング女子」になって内定ゲット。独学でVRアプリをつくった、元女子大生プログラマーが語る、アプリ開発学習法と就活でのメリット

2017年06月27日 |
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独学でVRアプリをつくった、元女子大生(春から社会人)にお話を聞いてみました。

※本記事は株式会社ベネッセコーポレーションより、依頼を受けて執筆したPR記事です。


※安井 梨沙子さん

安井さんがつくった「観光アプリ」と「VRアプリ」

安井さんが「大学生のときつくったアプリ」を教えていただけますか?

ひとつは、佐賀県の唐津市の「観光アプリ」をつくりました、これはみんなの「観光ルート」をシェアすることができるアプリです。

その日に、撮った写真をアップすると、地図に「観光ルート」が自動で記録されて、いろんな人の観光ルートを知ることができます。

これは、大学の授業でチームでつくったアプリ(開発期間は2週間)で、プログラミングはすべてわたしが担当しました。


※安井さんがつくった観光アプリ、市の人にプレゼンをするのがゴールだったそう。

おもしろいですね、ほかにもありますか?

もうひとつ、大学の卒業研究として、天体が学べる「VRアプリ」もつくりました。

このアプリは、VRで「太陽を見上げてみよう」からはじまり、最後は「宇宙の果て」で彗星や銀河を眺めて帰ってくる、というストーリーになっています。

途中で、VRの「天体クイズ」をやったり、パカっと開いた太陽の「核」を見てみる、といった体験もできるようにしました。


※卒業研究でつくった「VRアプリ」、宇宙に星を見にいくことができる。

すごいですね、どうしてこの「天体アプリ」をつくろうと考えたんですか。

まず、卒業研究で「教育アプリをつくりたい」と考えて、中学校にヒアリングに行きました。

そして、理科の先生に「授業で困っていることありますか?」と聞いてみたら、天体の授業でイメージを伝えるのが大変だ、と言っていたんです。

授業のときに、生徒にボールを持たせて「あなたが太陽です」とかやっても、スケール感もどう回っているのかもわからないんだ、って。

そういう悩みを聞いて「じゃあ、それをVRアプリでつくろう!」と決めました。

実際に、アプリを体験してくれた中学生も「わたし、ほんとに彗星みたもん!」みたいな反応をしてくれて、つくってよかったなと思いました。笑

2つのアプリをつくる上で「大変だったところ」はありますか。

そもそも、観光アプリのときは、iOSアプリをつくるのがはじめてだったので、「ナニをしたらいいのか」がわからなくて大変でした。

先に、アプリのアイディアから入ったので、技術として「どうつくるのか?」が宙ぶらりんだったんです。ほんとに、全然わからなかった。

技術書も読んでみたのですが、あまりうまくいかなくて。あと、ググったりもしましたけど、Swiftの古いバージョンの話ばかりでてきて…。

プログラミングの本というか、技術書は何がダメだったんですか?

技術書ってめんどくさいんですよ。なんか、分厚くてやる気になれないし、基本は文字で説明されているから、読むのにも時間がかかります

そもそも、わたし紙の本をあまり読まなくて…読むとしてもスマホかkindleですね。紙の本って重くて、持ち運びにくいじゃないですか。

でも、技術書の場合って書き込みをしたり、ページを行ったり来たりするから、紙の本を買わないといけない…そういうのもイヤで。笑

分厚い技術書を肘で押さえながら、プログラミングするのとかって、なかなか不便じゃないですか?


※あくまで、個人の感想です。

そこからは、どうやってアプリを完成させたんですか?

最終的には「Udemy」という動画サイトで、アプリ開発の講座を受けたところ、バッチリつくりたいアプリをつくることができました。

検索して出てきた講座の中から、目次のところにアプリに実装したい機能の「地図と写真」の項目があって、レビュー評価が高いものを選んで受講したんですけど。

動画だと「ココを押せば良い」とわかるので、想像していたよりは簡単にできましたね。


※Udemyの「iOSアプリ開発」関連講座はこちら

なるほど。

VRアプリのほうも同じで、まずUdemyで「VRアプリ開発」の動画をみながら、Unityをつかった開発について勉強しました。

実は、これ英語の講座だったのですが、それなりに内容が理解できたんです。動画なら「このボタンを押したらこうなる」って大体わかるじゃないですか。

あと、アプリでつかう「3Dの太陽」とかは、Unityのアセットストアで「太陽系セット」をダウンロードして、開発時間を短縮しました。


※Udemyで安井さんが受講した「VRアプリ講座」はこちら

動画での学習だったから、アプリがつくれたんですね。

はい、わたしは動画のほうが、ずっと学びやすかったです。実際の画面をみながらつくれるし、動画と同じことをすればいいので。

個人的には、まず基礎を動画で学習してしまって、足りない知識が出てきたときは、グーグルで検索して埋めていくような方法が、一番うまくいきましたね。

就活で「アプリ開発」の経験は役にたつ?

4月からは就職されているとのことですが、「大学でつくったアプリ」は就活で役に立ちましたか?

あ、すごく「面接ウケ」はよかったですね。面接でアプリを見せたりすると「これ、君がつくったの!?」と驚かれることが多かったです。

ひとつでも「アプリをつくった経験」のある学生って多くなかったみたいで。言葉で「プログラミングやったことあります」というのは簡単ですけど。笑

だから、これから就活する上で、「自分に強みや自信がない」という人は、ぜひプログラミングをはじめてみてほしいです。

実際にモノをつくりあげると、自然に堂々と「わたし、これつくったんです!」と言えるとも思うので。

就活のときはどういった会社を受けていたんですか?

新卒で「アプリ開発ができる会社」を探していました。

スマホゲームの会社さんも受けてはいたのですが、最終的には教育系の会社に行くことにしました。自分は教育関連のアプリをつくりたいと思ったので。

※安井さんは4月からベネッセに入社して働いている。

そもそも、どうして「プログラミングをやろう」と思ったんですか。

もともと、わたし大学2年まではイラストや動画が好きで、主にポスターなどをつくっていたのですが「これってアイデンティティーあるのかな…」って悩んでいたんです。

だって、芸術家として生きていくわけじゃないし、就活するときに「ポスター描けます!」とか言っても、絶対に響かないんだろうなあと。

それで「就活での強み」をつくりたくて、プログラミングをはじめたようなところがあって

わたしの周りには「プログラミング女子」ってすごく少なかったんですよ。だから、それだけで目立てるんじゃないかと考えました。

もちろん、自分の力で「モノをつくってみたかった」というのもありますよ。

モノづくり系の学部でも「プログラミングやってる女の子」は少ないんですね。

あの、女の子ってプログラミングきらいなんですよ。よくわからない文字が、ザーッて並んでいるのを見ると…気持ち悪いじゃないですか。

わたしは、大学で芸術工学部だったのですけど、もう周りに「プログラミング=いやなもの」みたいなイメージが出来ているんですよね。

実際、わたしがアプリをつくったときも、友達に「どうやってつくったの?」と聞かれて、コードを見せたら「うわぁ…(無理)」ってなってました。笑

そうなんですか。

でも、それって違うんです。ただのイメージなんです。実はそこからその子は、何千行もコードを書いて、一人でアプリをつくってしまった

なんでそうなったかというと、自分の書いたコードが「目に見えるアプリ」になっていく過程が、たのしかったんだと思います。

わたしもそうですけど、たぶん女の子って技術とかよりも、実際に「目に見えるモノ」になったときに、うれしさを感じると思うんですね。

なるほど。

たとえば、WEBデザイナーになりたい女子って多いですけど、サーバー系のプログラマーになりたい女子って少ないじゃないですか。

そういう、サーバーとかデータ管理とか、プログラミングの「目に見えにくいところ」が、ちょっと女子にウケにくいというか…。

だから、もっと「目に見える何か」から入れるようになると、きっと「プログラミングたのしい!」ってなる子も、増えるんじゃないかなと感じます。

Udemyについて

最後にUdemy(ベネッセは日本における事業パートナー)について簡単に紹介。アプリデベロッパー向けでいうと、以下のような講座があります。

料金システムは、動画ごとの「払い切り」になっていますが、もし思っている内容と違ったら返金できる(30日返金保証)のはいいですね。

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Udemy公式サイト

取材協力:株式会社ベネッセコーポレーション
広告企画:アプリマーケティング研究所

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アプリマーケティング研究所編集部 アプリのマーケティングメディアです。アプリの売上を伸ばす施策やデータが学べるマガジン「月刊アプリマーケティング」もスタートしました。最近の記事は新サイトにて更新しています。取材申請はコチラのページから。
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