Appstoreのアプリ総数は約80万本
とても興味深い記事を見つけました。
[2013年4月] AppStore 日本版で配信中のアプリ数は79万5千本、4月中に2.1万本増加
この記事では日本版のAppstoreの、
合計アプリ数、iphoneアプリ数、ipadアプリ数を、
独自に調査されています。
2013年5月1日時点で、
Appstoreの総アプリ数は、
794,516本(前月比+21,313本)だったそうです。
この約80万という数字は、
世界のAppstoreのアプリ数とほぼほぼ同じなので、
日本版Appstoreのアプリ数=ほぼ世界のAppstoreのアプリ数ととらえて良さそうです。
(一部、一部国で限定公開のアプリとかがあるのかな?)
日本ではどのくらいのアプリがリリースされている?
世界レベルでは、
月に20,000以上のアプリが公開されているとにことですが、
日本ではどのくらいなのでしょうか。
これに関しては推測の域をでないので、
数値を間違える可能性が高いですが、
デバイスの出荷台数から予測を立ててみたいと思います。
2012年時のiphoneの販売数予測データで、
・日本900万台
・世界1億3820万台
と世界市場と比べて、
日本市場のiphone出荷台数は世界比で15%くらいというところから考えると、
世界で月20,000アプリの15%計算で、
日本では月3,000くらいiosアプリがつくられていることになります。
(感覚値的には、
日本で月2,000アプリ以上も公開されているの?
という感じもしていますので、
実数としては、1,000〜3,000の間くらいでしょうか。)
ipadアプリも意外に多い!
またデバイスごとの、
Appstoreでのアプリの数内訳も出されていて、
それによると、
・iphone専用 450,137
・iPad専用 107,120
・iPhone + iPad 237,259
とのことで、
案外ipad専用のアプリというのも多いんですね。
ちなみにこれも出荷台数から、
簡易的な予想をしてみると、
2011年のipadの出荷台数データによると、
・日本158万台
・世界1490万台
なので、世界市場から見ると、
10%くらいが日本での出荷台数にあたります。
(2012年にipadminiも出ていますしちょっと古いかもしれないですが)
ここから計算すると、
日本ではipad専用アプリは月500〜1000くらいリリースされている
のかなあというところです。
カテゴリ別のアプリ数
興味深いのがカテゴリ別のアプリ数の増減数です、
増減数の部分を元記事より引用させていただきます。
カテゴリ | アプリ増減数(4/1~5/1) |
---|---|
ビジネス | 1,295 |
ライフスタイル | 871 |
旅行 | 443 |
ユーティリティ | 405 |
ゲーム | 389 |
スポーツ | 386 |
教育 | 366 |
フード/ドリンク | 354 |
写真/ビデオ | 327 |
エンターテインメント | 283 |
ヘルスケア/フィットネス | 269 |
ソーシャルネットワーキング | 248 |
メディカル | 221 |
ファイナンス | 205 |
仕事効率化 | 192 |
ミュージック | 160 |
カタログ | 90 |
ナビゲーション | 89 |
辞書/辞典/その他 | 85 |
ニュース | 33 |
天気 | 13 |
ブック | -12 |
合計数 | +6,712 |
こうしてみると、
アプリが増えているカテゴリは、
・ビジネス +1295
・ライフスタイル +871
・旅行 +443
・ユーティリティ +405
・ゲーム +389
となっていて、
一方、Appstoreでカテゴリ1位を取るのに必要なDL数ランキング、
において上位のカテゴリは、
・ゲーム 40,000DL以上
・ミュージック 20,000DL以上
・エンターテインメント 20,000DL以上
・写真/ビデオ 16,000DL以上
とまた違った顔ぶれになっていますね。
アプリが増えているカテゴリ⇒世界ベース
カテゴリ1位を取るのに必要なDL数ランキング⇒日本ベース
なので、日本と世界を分けて、
しっかり考察してみないとわからないですが、
あまりに競争が熾烈な分野では、
アプリをリリースするのは控えようということ傾向なのでしょうか。
マイナーカテゴリにこそチャンスあり?
一方で新規アプリリリースの少ないカテゴリは、
天気、ブック、ニュースなど。
こうしたカテゴリのアプリは、
もう定番が決まってしまっていたり、収益性が低いので、
敬遠されがちということのような気がしますが、
逆にこうしたカテゴリに、
あえてユニークなアプリを投入してみるのも、
ある意味チャンスがあるのかもしれません。
ブックのマイナスに関しては、
たくさん作られて、たくさん削除されたということかもしれないです。
まとめ
・Appstoreのアプリ数は約80万
・iosアプリは月に約20000増えている
・新規アプリが増えているカテゴリは、ビジネス・ライフスタイル
いかがでしたでしょうか。
元記事のほうではアプリ数の4月〜5月の比較・増減数なども、
詳しくわかりやすく表にされていますので、
ぜひ見てみていただければと思います。