バナー広告と比べて収益が3倍に。復活のNagisaが語る「動画バナー」のアプリマネタイズ成功例と、動画アドネットワーク「FIVE」が高収益を実現できる理由。

2017年09月29日 |
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動画アドネットワーク「FIVE」の収益化事例を、Nagisaのマーケティング担当に聞きました。

※本記事はファイブ株式会社より、依頼を受けて執筆したPR記事です。


※ファイブ株式会社 成田繁泰さん(左)、田名網佑さん(右)、株式会社Nagisa 飯田貴正さん(中央)

「FIVE」について

「FIVE」について教えていただけますか?

田名網:
「FIVE」はモバイルに特化した動画アドネットワークです。短尺の動画広告を配信することで、アプリをマネタイズすることができます。

会社としては2014年に設立、スマホ向けの動画広告を国内でいち早く展開してきました。

この1年間でアドネットワークとしては非常に急成長しています。急成長している理由の1つとして、ユーザーによる動画広告の視聴時間が大幅に伸びている点が挙げられます。

ユーザーが動画広告というフォーマットに慣れ親しんできている傾向があるため、静止画よりも多くの広告メッセージを載せられてイメージ訴求も可能な動画フォーマットが、広告業界全体でよく使われるようになってきたと実感しています。


※FIVE社より提供された資料。

どれくらいのアプリに導入されているのでしょう?

成田:
掲載実績としては2,000メディア以上です。nana、ラルーン、ソリティアV、モンスト マルチ掲示板など、多くのアプリに導入いただいています。

FIVE導入アプリのMAUは2,800万と、国内最大規模に成長しています。中には、月に数千万円の収益があがっているメディアさんも出てきています。

特に若年層に強く、モバイル端末での10代〜35歳までの規模では、世界最大の動画配信サービスやSNSの国内における規模を上回っています。

規模が非常に大きい点も、ゲームアプリを始めとする若年層に訴求したい広告主さまからご評価いただいているところで、継続的に大きな予算をご出稿いただいています。


※FIVE社より提供された資料。

「FIVEならではの特徴」を教えてください。

田名網:
FIVEの特徴として、高い収益性を支える2つの秘訣があります。

一つ目は、広告クリエイティブを内製することで、成果の出やすいクリエイティブをアプリメディア様に配信していることです。

たとえば、求人系の広告案件があるとき、求人サービスのトンマナをそのまま動画に反映させるのではなく、女子高生が多く使うアプリメディアへの配信時には広告の中身に「女子高生」の要素を入れてることで、広告だけれども「身近な自分ごと」であるとユーザーには感じてもらいやすくなります。


※FIVE社より提供された資料。

FIVEの社内には多くの動画クリエイターが在籍しており、こういった案件や配信先に応じた動画広告を大量に制作しています。これにより広告効果を最大化し、メディアさまへ高い収益を還元することができています。

二つ目は、アプリプロモーションのような運用型の広告だけではなく、収益性の高いブランド広告も多く配信していることです。

FIVEでは、テレビCMに出稿するような大手広告主さまにブランド広告案件を積極的に販売してきました。

ブランド広告案件は収益性が高く、一般的なアドネットワークでは配信されないような広告案件が多いため、これまで収益性があまり高くないと見なされていたような広告枠でも、高い収益性を出せるようになることもあります。


※FIVE社より提供された資料。

FIVEの「広告フォーマット」としては、どのようなものがあるのでしょう。

田名網:
広告フォーマットは5種類あるのですが、今回は7月にリリースした、新フォーマットの「エキスパンド ビデオバナー」についてご紹介したいと思います。

この広告フォーマットは、320×50サイズのバナー広告に代わる、視認性の高い動画広告として開発いたしました。

動画広告をタップするとフルスクリーン表示に切り替わり、もう一度タップしたタイミングでアプリストアやLPに遷移するため、誤タップもなく、収益性もクリック単価(CPC)で数百円以上の事例も出てきています。

詳しくは、Nagisaさんの「マンガZERO」というアプリの事例を参考ください 。

「マンガZERO」のマネタイズ事例

「マンガZERO」について教えてください。

飯田:
2016年にリリースしたマンガアプリです、シリーズ累計で550万ダウンロード※、課金よりは広告収益がメインになっているアプリです。


※Nagisa運営のマンガアプリ(マンガZERO、マンガTiara、マンガモンスター)シリーズ累計ダウンロード数。

ちなみに、最近のNagisaさんってどんな感じなんですか?

飯田:
現在のNagisaは社員も約40名まで増えて、主力のマンガアプリ事業も順調に伸びてきています。

AppStoreのアカウント削除など、もちろん問題もありましたが、ようやく「暗いトンネル」を抜け始めてきたかなというところです。

マンガZEROの「FIVE導入事例」について教えていただけますか?

飯田:
フッターに「バナー広告」を入れていたのですが、それをFIVEさんの「エキスパンド ビデオバナー」に差し替えたところ、枠の収益額が3倍になりました。

具体的な、広告の収益性(CPM)でいうと、36円→109円という形で上昇しています

これは、ほぼ同条件で比較した数値なので、「収益性(CPM)が上がったから収益額が伸びた」という解釈で問題ないと思います。

簡単にいうと、フッターの広告を「静止画バナー」から「動画バナー」に変えたところ、収益が3倍になったということですよね。


※静止画バナー配信時と、FIVE導入後1週間での収益比較。広告サイズは「320×50」(静止画バナー)→「320×70」(エキスパンドビデオバナー)に。

この「エキスパンド ビデオバナー」は、どうなるとアプリ開発者の収益になるのでしょうか。

田名網:
まず、動画バナー広告をタップするとフルスクリーン表示になるのですが、そこからユーザーが広告ページに飛んだときに、アプリ開発者さんの収益になります。

広告サイズは4種類から選ぶことができます。イメージとしては「320×50サイズ」の静止画バナーの代替として使っていただけるケースが多いです。

導入時に検討しておくべき、リスクやデメリットなどはありますか?

飯田:
とくにないかなと思います。広告サイズが「320×50」のバナーよりすこし大きいので、その枠に収まるかどうか、というくらいです。

それほど大きい広告枠ではないので、いきなり「動画バナー」をいれるのは、ちょっと心配という方にも試しやすいサイズかもしれません。

動画のクリエイティブもきれいですし、静止画バナーと比べて「誤タップ」になりづらいため、個人的にはとても良い印象を持っています。

この広告枠は「ゲームアプリでの導入事例」もあるのでしょうか?

成田:
そうですね。ランキング上位のゲームアプリにも導入いただいていて、ゲームアプリでも同様に収益性が上がっています。

男女や年齢層を問わず、いろんな広告案件があるので、どのアプリでもご利用いただけると思っています。

もともとNagisaさんが「FIVE」をいれた経緯は?

飯田:
もともと、FIVEの「レクタングル広告」のほうを、主力でつかわせてもらっていました。

はじめは、昨年の5月頃に「お試し」で入れてみたら、収益面のほうも優秀だったため、7月頃から本格的につかいはじめたという経緯です。

そのときも、静止画の「レクタングル広告」から差し替えたら、2倍まではいかないですけど、数十%の収益増につながったんです。

なので「マンガZERO」に関していうと、動画広告のなかではFIVEが一強状態になっていますね。

最後に告知などあればお願いします。

田名網:
11月末まで、FIVEの「エキスパンド ビデオバナー」のリリースを記念して、クリック単価30円保証キャンペーンを開催しています。

ぜひこの機会に、FIVEをお試しいただければうれしいです。詳細はキャンペーンページをご覧ください。

「エキスパンド ビデオバナー」キャンペーンページ
https://www.five-corp.com/30yen_campaign/

動画広告ネットワーク「FIVE」
https://www.five-corp.com/publisher/

取材協力:ファイブ株式会社、株式会社Nagisa
広告企画:アプリマーケティング研究所

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アプリマーケティング研究所編集部 アプリのマーケティングメディアです。アプリの売上を伸ばす施策やデータが学べるマガジン「月刊アプリマーケティング」もスタートしました。最近の記事は新サイトにて更新しています。取材申請はコチラのページから。
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