わかりにくいアプリ紹介文は、客観的な文章に改善する。

2013年06月25日 |
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わかりにくいアプリ紹介文は、意外に多い

アプリのレビューサイトには、アプリ開発者の方から
たくさんのレビュー申請が送られてきます。

見ていると様々なメールがあるのですが、
これは一番紹介しにくい、というか手間がかかるのが、
「一体これはどういうアプリなのか?」がイメージできない文章です。

たとえば、
マリオのゲームアプリがあったとして
これを説明するとします。

わかりにくい説明というのが、
以下のような文章です。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
このゲームは敵キャラをたおしながら、
主人公のマリオがステージをすすんでいってお姫様を助けるゲームです。
ステージの最後にはクッパというボスキャラクターがいます。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

アクションゲームなのか、格闘ゲームなのか、
シューティングゲームなのか、が抽象的でわかりにくいです。

これを以下のように、
機能や操作を淡々説明にしてもらえると、
イメージが出来て、わかりやすくなります。

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
このゲームは、左右の移動とジャンプで、
敵をかわしたり、ジャンプで踏みつけて倒しながら、
進んでいく横スクロールアクションゲームです。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

いくら文章がわかりにくい場合でも、
アプリストアのスクリーンショットなどを見れば、
大体のアプリは内容が想像できるのですが、
出来れば文章だけでアプリの内容が伝わる文章であることが、
好ましいと思います。

(また、そもそもアプリストアのURLを記載していない場合も少なくなく、
いちいち、アプリ名で検索しなくてはいけないというのも、
メディア側からすると負担になっているはずです)

もしくは、youtube動画のURLなどがあると、
瞬間的に理解できるので非常にありがたいです。

一人で客観的な文章を書くのは難しい

ただしかし、
自分でつくったアプリの紹介文を書くと、
なかなか客観的に伝わりやすい紹介文というのが、
書きにくいのも確かだと思います。

そういった場合は、
アプリを知らない友人などに、
アプリの紹介文を朗読して聞いてもらって、
アプリの中身がイメージできるかどうかを、
試してみると良いのではないでしょうか。

説明を聞いてもらったら、
「ここがわからない」「この説明はどういうこと?」
などフィードバックや意見をもらって、
改善するだけでも、かなり良くなると思います。

つまり、分かりにくい文章が出来てしまう理由は、
文章が上手・下手というよりは、
客観的な説明ができていない
という要素が強いので、
そこを潰してあげると改善できる可能性が高いということです。

レビューサイトに連絡をたくさん入れているのだけれど、
なかなかアプリの紹介記事が掲載されないという方は、
基本的な文章の作り方を一度見直してみると、
もしかしたら良いのかもしれません。
(もちろん、本質としてはアプリの内容次第です)

アプリストア上ではアイコンとスクリーンショットも大事

ここまではレビューサイトへのメールの話で、
メディアとアプリ開発者という軸で書いてきましたが、

もっと避けなくてはならないのは、、
アプリストア上で、ユーザーにアプリの内容が伝わらないということです。

ユーザーの立場から考えていくと、
iosでもandroidでもそうですが、
アプリストア上でユーザーアプリを探す時に、
一番最初接触するのはアイコンです。

icon-user

アイコンをクリックした後は、
レビューを見る人もいると思いますが、
おそらく、アプリ紹介文や、スクリーンショット、
などに主に目線がいくはずです。

そのため、

  • アイコン
  • アプリ紹介文(冒頭部)
  • スクリーンショット(一枚目)

の3点は、「ユーザーにわかりやくなっているか?」
ということを重点的に考えておくべきでしょう。

この辺りが拙いあまりに、
ユーザーにアプリをDLしてもらえる機会を失っているとするなら、
非常にもったいないことです。

お店で言うと、来店してくれたけど、
何も買わずに帰ってしまった。

WEBサイトでいうと、
ランディングページにきてくれたけど、
商品を買わずに帰ってしまっている状態です。

もちろん、新規リリース時だけではなく、
既存のアプリでも改善することは可能です。
ぜひ一度検討してみてください。

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アプリマーケティング研究所編集部 アプリのマーケティングメディアです。アプリの売上を伸ばす施策やデータが学べるマガジン「月刊アプリマーケティング」もスタートしました。最近の記事は新サイトにて更新しています。取材申請はコチラのページから。
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