GooglePlayのコメント返信でコミュニケーション。クリーニングスの事例。

2013年07月26日 |
8
Pocket

クリーニングスという、サラリーマンをしながら、
アプリ開発をチームでつくられているチームをご存知でしょうか。

彼らは”オヤジ占い“”鳴かせ上手“など狂気じみたアプリをつくっていることで、
コアなファンの間では有名(?)ですが

オヤジ占い

オヤジ占い

残念ながら、現状ではアプリ自体はヒットしていないのですが、
ひとつ素晴らしいと感じた取組みを紹介したいと思います。

コメント機能をつかってコミュニケーション

GooglePlayでは、
ユーザーからのアプリレビューに対して、
コメント返信できる機能があります。

また、Google では、デベロッパーの返信機能を新たに試験的に導入しています。この新機能では、一部のデベロッパーが、すべてのコメントに対して一度だけ返信して公開することができます。デベロッパーが返信すると、そのコメントを書いたユーザーに電子メールが送信され、ユーザーはコメントを更新するか、Google Play デベロッパー コンソールで提供されているサポートのメール アドレスでデベロッパーに直接連絡を取ることができます。
引用:評価とコメント – Android Developer ヘルプ

この機能はあまり使われているのを見たことがないのですが、
クリーニングスさんはこのコメント機能を活用されていて、
ユーザーからのレビューコメントに対して積極的に返信しています。

cleanigs1 cleanigs2
(引用:オヤジ占い-GooglePlay)

これコメントもらったほうは、嬉しいと思いますし、
手間はかかりますが、
ユーザーにアプリやデベロッパーのファンになってもらうためのきっかけとしては、
非常に有効な一手なのかなと感じます。

(たしかグーグルアカウントで登録しているアドレスにメールが届くので、
ユーザーが返信コメントを目にする可能性も高いかと)

ちなみにtwitterでは、こんなコメントも。

念のため、デベロッパー コメント投稿ポリシーをオフィシャルページより、
引用したいと思います。
一言でいうと、目的を取り違えないでよという話ですね。

1、話題をそらさず、関係のない話題を避ける。
ユーザーのコメントには、ユーザーに有益な情報を添えて、明確かつ丁寧に、直接答えるようにしてください。
ユーザーが抱える問題を、できる限り返信のテキストだけで解決するようにしてください。

2、礼儀正しくする。
彼らはあなたのアプリのユーザーで、問題の解決を望んでいます。口論がしたいわけではありません。
攻撃的または差別的な表現を使用したり、脅迫や嫌がらせのような内容を含めたりしないようにしてください。
また、不適切なユーザー コメントには返信で対処しないでください。

そのような場合は、ユーザー向けのコメント投稿に関するポリシーや
コメントやアプリケーション内の不適切なコンテンツをよく読んで対処してください。
なお、どのような内容で返信する場合でも、コメント投稿に関するポリシーを遵守する必要がありますので注意してください。

3、勧誘、宣伝などに利用しない。
ユーザーは、そのような形での勧誘や宣伝は望んでいません。

4、不適切な内容を含めない。
露骨な性表現や不適切な表現を含むコンテンツを投稿しないでください。

引用:評価とコメント – Android Developer ヘルプ

ファンをどれだけ増やせるかは、競争激化の先に必要な戦略

せっかくアプリをDLしてもらったとしても、
アプリを飽きられてしまってアンインストールされたら、
ユーザーとコミュニケーションを取る手段はほぼないといえます。
(通販だとメールアドレスなどが残るのですが、アプリはそうはなりません)

先日は、AngrybirdsのRovioが、ファンの囲い込み等を目的にした、
Rovioアカウントの登録を開始しましたが、
そうしたユーザーをファン化して囲っていくということは、
重要な要素になってくると思います。

・レビューをもらったら出来るだけ早くコメント返信する。
・感謝の気持ちを純粋に伝える。
・面白いコメントをして、ユーザーに覚えてもらう。
・問題点やネガティブなレビューの場合は、改善について伝える。

など、工夫によっては、
いろいろとできそうな感じがします。

得手不得手はあると思いますが、
ユーザーレビューへのコメント機能をつかって、
コミュニケーションをはかってみるのも面白いかもしれません。

8
Pocket

アプリマーケティング研究所編集部 アプリのマーケティングメディアです。アプリの売上を伸ばす施策やデータが学べるマガジン「月刊アプリマーケティング」もスタートしました。最近の記事は新サイトにて更新しています。取材申請はコチラのページから。
スポンサーリンク
広告掲載
btn_fb btn_tw btn_rss

Latest stories

Related stories