フリック入力はつかえない。スマホの音声検索をつかいこなす「真のスマホネイティブ世代」5つの動画、すでにYouTube中毒の子、アプリで英語を学ぶ子も存在。

2016年06月22日 |
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「音声検索をつかう子どもたち」を取材しました。今回は「実際に見たほうがわかりやすいだろう」と思い、動画にて用意してみました。

先日Googleが「Googleのモバイル検索(クエリ)の20%は音声検索※」と発表していましたが、その一部はこうした子どもたちなのかも。

※サンダー・ピチャイCEOの講演(Google I/O)より。

children_voicesearch

音声検索をつかいこなす子どもたち

物心がついたときから、スマホをさわっている「真のスマホネイティブ」たちの、動画を紹介していきます。

1、YouTubeで「トーマス動画」を探す男の子。

YouTubeで「トーマスの事故」という動画を検索する男の子(4歳)。イントネーションのせいか、なぜか「遠野なぎこ」と認識される。

YouTubeで「トーマス」の動画を音声検索しようとするが「遠野なぎこ」と認識されてしまう

AppMarketingLaboさん(@appmarketinglabo)が投稿した動画 –

2、お気に入り「YouTuber」の動画が見たい男の子。

大好きな「ポッキーさん」という実況者の動画がみたい男の子(4歳)、話し言葉で「ポッキーのスケボーのゲーム」と検索するのが印象的。

YouTube動画を「音声検索」している男の子

AppMarketingLaboさん(@appmarketinglabo)が投稿した動画 –

3、「ヒカキン」の動画が見たいが、苦戦している男の子。

YouTubeで「ヒカキン」と検索しようとするも、なかなか認識されず、苦戦する男の子(5歳)。最後にはちゃんと動画を出すことに成功。

YouTubeでヒカキン動画を「音声検索」している男の子

AppMarketingLaboさん(@appmarketinglabo)が投稿した動画 –

4、大声で動画を検索して、たのしそうに歌う男の子。

「新幹線」と「トーマス」の動画を、音声検索している男の子(3歳)。いつもスマホに向かって、このように大声でさけんでいるそう。

新幹線とトーマスの動画を「音声検索」している男の子

AppMarketingLaboさん(@appmarketinglabo)が投稿した動画 –

5、Siriに「天気予報」を聞く女の子。

Siriに「天気予報」をすんなりと聞けている女の子(5歳)、発音がキレイなのでふつうに認識されている。

Siriに天気予報をきく女の子

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スマホあそびの達人の方々

ここからは「音声検索」ではないけれど、印象的だった動画をいくつか紹介します。スマホネイティブっぷりを見せつけられます。

6、アプリをマネして「英語の発音」がやたら上手な2歳児

アプリで「英語の発音」をマネする2歳の女の子。「バナ〜ナ」「トゥメイヨゥ」と、すごくネイティブっぽい発音になっていてスゴイ。

アプリで「英語の発音」をマネしてる女の子

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7、スマホのなかの「ねこ」がモノマネしてくる。

同じく、ねこが「モノマネ」するアプリであそぶ女の子。なんか笑えますね。「おしゃべり猫のトーキング・トム」というアプリのようです。

アプリの中のネコが、物真似してくるので、おもしろがってる女の子。

AppMarketingLaboさん(@appmarketinglabo)が投稿した動画 –

8、タブレットが完全に「おもちゃ代わり」な女の子。

同じく、アプリであそぶ女の子。うまくパズルを完成させて「でちた〜♪」と喜んでいる。完全に「おもちゃ代わり」になっている。

タブレットであそぶ女の子

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9、「ガラガラアプリ」がたのしくて、大興奮してしまう1歳児。

「ガラガラ」みたいなアプリであそぶ1歳の男の子。最後には興奮しすぎてしまい、一人で飛び跳ねてよろこんでいます。

スマホアプリのガラガラで大興奮する男の子

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10、すでにスマホ中毒? スマホを絶対はなしたくない1歳児。

スマホに夢中になりすぎて、お母さんが取り上げようとすると「いやあぁぁぁぁ!」と怒ってしまう、1歳10ヶ月の男の子。

おもちゃ動画に夢中で、スマホをはなさない男の子

AppMarketingLaboさん(@appmarketinglabo)が投稿した動画 –

編集後記

いくつか感じたことを、メモしておきたいと思います。

子どもにとって「音声検索」は革命。

子どもにとって「音声検索」は、革命なんだろうなと思わされました。そもそも、文字の読み書きもできず、フリック入力はつかえないため、唯一の入力方法になっていると。

また、大人と感覚がちがっておもしろいと思ったのは、子どもが「音声検索」を、直感的に「耳」のようなものだと、解釈しているところです。

たとえば、認識されないときに「大声で話す」というアプローチをしたり、「明日 天気」などではなくて、「明日は晴れるの?」のように、話し言葉で検索したり。

こういう子たちが、大人になったときには、「ほとんどのことを音声で入力する」という風になるのか、気になるところです。

voicesearch_kids

アメリカでは「音声検索」が当たり前になりつつある?

ちなみに、グーグルの調査(2014)によるとアメリカでは、10代(13-18歳)の55%、大人の41%が、毎日「音声検索」をつかっているそう。

日本だと大人って「恥ずかしいから」と、音声検索をしないイメージがありますが、だんだん当たり前になっていくのかもしれません。

voicesearch_googledata
※片手/両手がふさがっているときの「マルチタスク」と相性がよいのでしょうね。

「YouTube」に慣れすぎて、テレビCMにキレる子も。

子どものYouTubeヘビーユーザーは多くて、「すでにYouTube中毒、これほど中毒性の高いおもちゃはない」と話すお母さんも多い。

言葉がわからなくても、自分の好きな動画だけ見て、関連動画や自動再生で、ずーっとコンテンツが見られるため、子どもにとって「最高のおもちゃ」になっている。

最近は、YouTubeの「スキップできるCM」に慣れすぎて、テレビCM(スキップできない)にキレる子もいるそうですね…。

smaphokids_manga_tvcm

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アプリマーケティング研究所編集部 アプリのマーケティングメディアです。アプリの売上を伸ばす施策やデータが学べるマガジン「月刊アプリマーケティング」もスタートしました。最近の記事は新サイトにて更新しています。取材申請はコチラのページから。
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