プロも顔負けのパフォーマンス!ガラポンTVがマーケティングリサーチに最適な3つの理由。

2014年01月20日 |
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「ガラポンTV」というワンセグテレビレコーダーをご存知でしょうか。
これは、テレビを全録してネットで見ることができるガジェットのようなものです。

テレビのアンテナケーブルと、LANケーブルを刺して放置しておくだけで、
スマホやPCでテレビを見ることができるという優れもの。

garapontv_photo
(※黒いのがガラポンTV、上に載っているのはiPhoneです)

筆者はこのガラポンTVをプライベート用というよりもビジネス用として活用しています。
なぜなら、リサーチやマーケティングを行うのに、とても便利だからです。

ガラポンTVでテレビのリサーチをして、加えてTwitterやFacebookでネット上の声を拾えば、プロのPR会社やリサーチ会社に頼まなくても良いくらいのレベルにはなると思います。
実際に、リサーチした結果を経営者の人などに教えると「どうやって調べた?」と驚かれます。

本記事ではガラポンTVがビジネス用途で使える理由を3つ紹介したいと思います。

1、ガラポンTVで流行・ニーズ調査が出来る

ガラポンTVではWEB上の管理画面で「キーワード検索」をかけることができます。
例えば、化粧品関連のアプリを企画していたとします。

検索の仕方には2種類あって、
1つが「番組名の検索」、もう1つが「字幕データの検索」です。

それで、スゴイのが「字幕データの検索」のほうです。
例えば「化粧品」と検索するとこのような検索結果になり、
番組内で「化粧品」というキーワードが出てきた部分がひっかかっています。

garapon_cap01

・壊れてしまった化粧品。捨てる前にサイエンス!
・多機能化粧品が人気ですよね。
・化粧品あるいは鶏の丸焼きとかですね。
・化粧品っていうのはどうしてもお肌に使うものなんですが。 
などなどが表示されています。

クリックすると「化粧品」という話題が出てきた箇所(番組の途中)からの視聴が出来るので、1時間の番組内の1コーナーで1分程度紹介された特集なんかも、ひっかけることが出来ます。短時間で効率的に最近どんなものが流行っているのか?という流行・ニーズ調査が可能ということです。

「なんとかダイエット」が流行っていたら、そういったアプリをつくってみるということも出来るでしょう。手っ取り早くトレンドを調査することが出来ます。

このキーワード検索機能がどのビジネスをやる時にも便利で、
ガラポンTVで一番気に入っている使い方です。

2、振り返り調査が瞬時に可能

「昨日こんな番組が面白かった!」とネットで話題になっていた時に、
もちろん全録レコーダーを持っていれば見ることが出来ますが、テレビの場合は遡ってみることができません。

ガラポンTVの場合は、外出先でTwitterで話題になっていた番組を、
スマホで隙間時間にチェックすることができます。

「昨日うちの会社のアプリがテレビで一瞬出ていたらしい」となった時に、
番組名やアプリ名でキーワード検索をかければ、数分で「ああ、こんな感じで放送されたのか」というのが調べられます。

ワンセグなので画質は超キレイとはいえないため映画やサッカーとかを見るのは適していないと思いますが、そうした用途でないなら問題はないレベルです。

3、どんなアプリがテレビで取り上げられているかのチェックが簡単。

テレビ番組で取り上げられているアプリを、先ほども出てきた「キーワード検索機能」を使うことでチェックすることができます。方法は単純に「アプリ」で字幕内検索をかけるだけです。

どの番組で紹介しているのか?

定期的に調査をしていると、
「アプリを取り上げる番組はどれなのか?」ということも簡単にわかります。

以前に書いたこの記事もガラポンをつかって書いていました。
夏休みシーズン系アプリ多し、8月前半にテレビで紹介されたアプリとランキングまとめ。
深夜番組の影響はイマイチ?7月後半にテレビで紹介されたアプリランキングまとめ。

ちなみに、当時調べていた時は、
テレビ番組で定期的にアプリを紹介しているのは以下の番組でした。
こうした番組の制作会社にプレスリリースを送ってみるのもアリだと思います。

オードリーの神アプリ
スマホポリス
王様のブランチ
PON!(アプリケーションプリーズというコーナー)
ジェネレーション天国(たまに)
深イイ話(たまに)
お願いランキング(たまに)

どんなアプリが紹介されているのか?

また、今どんなアプリが紹介されているのかもわかります。
実際にテレビで紹介されるアプリを調べてみて感じたのは以下の2点です。

1、シーズンもののアプリが紹介されやすい。
ex)夏はお出かけアプリ、冬はスキー関係のアプリなど。

季節ものアプリでなかったとしても、季節に対応するニュースをつくってしまうのも手です。
例えば、レシピアプリだったら7月くらいに「夏バテレシピ」コンテンツをつくって、プレスリリースを配信するなど。(この傾向はテレビに限らず他媒体でも同じです)

2、見た目が楽しいアプリ(テレビ映えする・盛り上がる)はバラエティ系で紹介されやすい。
ex)おもしろカメラアプリ、占いアプリなど。

これはテレビならではだと思いますが、スタジオでつかってみて盛り上がる系のアプリ、つまり視覚的なインパクトを与えるアプリが紹介されやすい傾向があります。新しいからとか既にヒットしているかとは、そこまで関係ないと思います。テレビ番組にとって重要なのは視聴率だからです。

ガラポンTVが出来るまでは苦労の連続だった

以上がガラポンTVがマーケティングに使える理由です。
ガラポンは4万円するので若干買う時は躊躇しましたが、一度買ってしまえばずっと使えますし、長い目で見るとまあリーズナブルです。

少なくともマーケターの人にとっては間違いなく役立ちますので、
会社で1台買って置いておくのもいいかもしれません。(会社として使っていいのかわかりませんが)
じゃっかん熱くはなりますが、大きさも割とコンパクトです。

余談ではありますが先日このガラポンTVの本を読みました。
「文系の僕はテレビ視聴の革命をめざし家電メーカーを起業した」という本です。

この本では、ガラポンTVの創業者である保田さんが、
テレビとインターネットの融合に可能性を感じ、何もないところから行動を始め、

家電メーカーに、テレビ上で動くアプリケーションからハードディスクレコーダーに録画した番組を、検索できる仕組みをつくれないかと頼んだが「無理だ」と言われ、

今度はなんとテレビ局に行って、すべてのテレビ番組をウェブにアップロードして
それをテレビ上で検索して再生できるようにしないかと持ちかけたが、
様々な理由で「許諾が必要で無理」「リアルタイムの番組が見られなくなるから無理」と言われながらも、

それでも「やらなければ後悔する」と起業して、
ガラポンTVをつくるまでのストーリーが書かれています。

新規のサービスを0から立ち上げるという意味で学べることも多くて、
例えば以下のようなことも書かれています。

・順調な時にこそユーザーの声を聴くことが大切。
・自力でプレスリリースを活用して効率的にPRするテクニック。
・まずは不完全でも世の中に出してみてバージョンアップを繰り返す。

今までにない新しいアプリ・サービスを立ち上げている、
スタートアップの方にとっては気づき得られることも多いと思います。

気になった方はぜひ。

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アプリマーケティング研究所編集部 アプリのマーケティングメディアです。有料マガジン「月刊アプリマーケティング」もスタートしました。【配信提携】LINEニュース【過去連載】週アスPLUS、マックピープル。アプリの取材申請はコチラのページから。
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